2020年07月25日

BAD COMPANY/BAD COMPANY

バッドカンパニーのファーストアルバム。
BAD COMPANY/BAD COMPANY

フリーのポール・ロジャースとサイモン・カーク、そしてキング・クリムゾンのボズ・バレル、モット・ザ・フープルのミック・ラルフスによって作られたスーパーバンド、ということですが。私、元フリーの二人以外はほとんど知見がございません。

高校生の時に買ったアルバムで、CDのオビに「70年代を代表するアメリカン・ロックのスーパーバンド」と書いてあるのが当時結構笑いのネタになってたような気がします(笑)。

しかしですねー、このキャッチコピーを書いた人の気持ちはよくわかるんですよ。

私も買った当時、フリーのような一触即発的雰囲気、緊張感のある水墨画的ハードロックを期待してたのですが、いざ聴いてみると最初のcan't get enoughからのんきな感じで。ブリティッシュというよりは、なんとなく大らかなアメリカーン、てな感じがしました。
多分今ならyoutubeで聴いて、「これ違うなー」で素通りしてると思います。

だから少なくともあのコピーを書いた人は、ちゃんとアルバムを聴いたんだな、と。
絶対アルバム聴かずにコピー書きやがったな、というのはやはりジェフ・ベックの「ギター殺人者の凱旋」ですね(笑)
あれは「何、ベックの新譜!?」と盛り上がったレコード会社の人が、音源届く前に決めちゃったに違いないと。そう思ってますが皆さんいかがでしょうか。

話がそれましたが、そんなわけであまり聴きこんでは無いんです。rock steadyをなんとなくコピーしたくらいで。
今回改めて聴きなおしてみましたが、これは、いいですね~。ミック・ラルフスのかいた曲とか最高ですわ。
ギターももちろんいい音してるんですが、やはりポール・ロジャースのボーカルアルバムかな・・・。

そんなBAD COMPANYが、なんでそうなったのかわかりませんが、2010年に突然再結成、来日しました。
私もアルバムにピンときてないにも関わらず、やはり元フリー二人の揃い踏みは見たかったので、ZEPP福岡へ見に行きました。

月曜日だったからか人が少なく。開場して、ロッカーに荷物入れて、ドリンク交換して、トイレ行って、とやった後で中に入って行っても普通に最前列に行けたという・・・。後にも先にもゼップでは見たことないのですが、後ろのほうは机が置いてあって外国人がゆっくり酒飲んでました。

しかもですね、ゼップに行ったらに貼り紙がしてあって。ミック・ラルフスは急遽体調不良だかで来れなくなったと。
へー、という感じでしたが、普通なら「え~、何で!?」とざわついてよさそうですが、貼り紙見てる人みんな同じように「へー」の反応でしたね(笑)

ポール・ロジャースの息子さんによる前座の後、バッドカンパニー登場!1曲目、例のcan't get enough。まあ、ピンと来てないことなど忘れたかのように盛り上がったわけですが(笑)
1曲くらいフリーの曲やってくれないかなーと思ったけど、やらず。甘かった。クイーンと来たときはやったのになー。

そんなわけでアメリカンではないんですけど、アメリカで受けそうなブリティッシュの名盤、でした!


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