13/BLACK SABBATH

ぼんた

2013年07月09日 00:39

先月発売されたサバスの新譜、「13」。



世間的には「まあ、こんなもんでしょ。悪くは無いんじゃない」という評価のようですが、個人的には、いやー想像してたよりはるかによかった

前情報として、太鼓はRAGE AGAINST THE MACHINEのブラッド・ウィルクが叩くと聞いてたので、「レイジとサバスって果たして合うんかいな?想像つかんなー」と思ってましたがこれが合ってた

今にして思うとレイジとサバスってキャラクターが決定的に違うのはボーカルだけで、リフ中心にゴリゴリ進行するパターンは共通してますね。

これがヴィニ―・アピスみたいなべったりドラムだったらがっかりしたところですが・・・。ブラッド・ウィルク、良い仕事してくれました

決め曲は無いです。確かに。でもその一方退屈する場面もほとんどなく、はじまりから終わりまでさらりといけます。

その点HEAVEN&HELLの2009年のアルバムより良いかなー。あれは後半ややだれてきますんで・・・。

楽曲の雰囲気は2枚目と3枚目の間、という感じです。まあ1曲目はそのまんま1枚目のBLACK SABBATHしてますが。

惜しむらくは9曲目のボーナストラック。楽曲自体はかっこいいし、全く罪は無いんですが、アルバムの流れに全然あってない・・・

とはいえ今の時代、「アルバムの流れ」なんて発想自体過去の遺物なんですかね

とりあえず初期サバスファンの方なら買って損はしないアルバムだと思います。

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