2014年02月03日
永遠の0
先々週から先週にかけ、嫁→子供→私とインフルエンザに感染
そんなわけで家に引きこもっていたので読みかけの本をこなせました
百田尚樹氏の「永遠の0」

じつは昨年ジブリの「風立ちぬ」を見て、「こんなにさわやかに戦闘機つくったらいかんやろ・・・」とモヤモヤを抱え込んでしまったのですが。
そこをテーマにしてない、と言われればそれまでなんですが、「戦争=人が死ぬ」ことが置き去りにされてる感じがしまして。
この本を読んで、やっぱそうだよなあとモヤモヤが晴れていきました。晴れるっていうとあまり本の内容にふさわしくない気がしますが。
特攻の志願については本の中でも色んなパターンが書かれていますが、私が以前祖父から聞いた方法はまた違うものでした。
それによると、ある日上官?から、このたびこれこれこういう作戦をやることになったと説明があったそうで。
志願するものは名簿の自分の名前の横に丸印をつけてほしい、とのことで、その場で○を書く人がいた。張りきった人は(「のぼせもん」と祖父は言っていましたが)二重丸を書いていた。自分は書かなかった。
そのやり方は強制ではなく、極めて民主的なやり方だったと。
そういう話を以前聞いていたもんで、うーんやっぱり部隊によってこういう民主的なところ、はたまた本にあるように有無をいわせず強制のところ、色々あったのか・・・。というかほとんどは強制だったのだろうな・・・。じいさんの部隊は民主的なところで良かった・・・。いや、もしかすると強制的なものだったのにじいさんが超マイペースだったのか・・・?しかしわざわざ志願して軍隊入った人が丸を書かなかった、書かずにいれたってのはどういう心境やったんやろうか・・・?それより今さらやけどじいさん飛行機操縦できたんや・・・すげーな・・・。その割に車の運転は下手かったな・・・。
・・・と、色々考え込んでしまいました。まあ祖父も3年前亡くなったんで今さら詳しい話も聞きようがございません。
当時を知る人が確実に少なくなっていく中、あの戦争が一体何だったのか、知る努力をしていかなくてはならんなと。
そうするにあたって一つ勉強になる本でございました。
百田氏ってナイトスクープの放送作家だったんですね。10年前くらいまで欠かさず見てたけど、最近見てないなー。

そんなわけで家に引きこもっていたので読みかけの本をこなせました

百田尚樹氏の「永遠の0」

じつは昨年ジブリの「風立ちぬ」を見て、「こんなにさわやかに戦闘機つくったらいかんやろ・・・」とモヤモヤを抱え込んでしまったのですが。
そこをテーマにしてない、と言われればそれまでなんですが、「戦争=人が死ぬ」ことが置き去りにされてる感じがしまして。
この本を読んで、やっぱそうだよなあとモヤモヤが晴れていきました。晴れるっていうとあまり本の内容にふさわしくない気がしますが。
特攻の志願については本の中でも色んなパターンが書かれていますが、私が以前祖父から聞いた方法はまた違うものでした。
それによると、ある日上官?から、このたびこれこれこういう作戦をやることになったと説明があったそうで。
志願するものは名簿の自分の名前の横に丸印をつけてほしい、とのことで、その場で○を書く人がいた。張りきった人は(「のぼせもん」と祖父は言っていましたが)二重丸を書いていた。自分は書かなかった。
そのやり方は強制ではなく、極めて民主的なやり方だったと。
そういう話を以前聞いていたもんで、うーんやっぱり部隊によってこういう民主的なところ、はたまた本にあるように有無をいわせず強制のところ、色々あったのか・・・。というかほとんどは強制だったのだろうな・・・。じいさんの部隊は民主的なところで良かった・・・。いや、もしかすると強制的なものだったのにじいさんが超マイペースだったのか・・・?しかしわざわざ志願して軍隊入った人が丸を書かなかった、書かずにいれたってのはどういう心境やったんやろうか・・・?それより今さらやけどじいさん飛行機操縦できたんや・・・すげーな・・・。その割に車の運転は下手かったな・・・。
・・・と、色々考え込んでしまいました。まあ祖父も3年前亡くなったんで今さら詳しい話も聞きようがございません。
当時を知る人が確実に少なくなっていく中、あの戦争が一体何だったのか、知る努力をしていかなくてはならんなと。
そうするにあたって一つ勉強になる本でございました。
百田氏ってナイトスクープの放送作家だったんですね。10年前くらいまで欠かさず見てたけど、最近見てないなー。
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